親知らず抜歯 治療の期間と回数|お悩み歯科相談(記事)|石川県金沢市東山でインプラント行なう歯医者 中嶋歯科医院

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親知らず抜歯 治療の期間と回数 CATEGORY口腔外科、親知らず抜歯

富山県高岡市 33歳 女性

はじめまして。幼少の頃から前の先生にお世話になっておりました者です。
5年前に富山県に嫁いで、近くの歯科にて親知らずを抜歯した所、なかなか膜?が張らなかったようで、夜も眠れないほどの激痛が続きました。
出血がとても少なかったから、と言われました。後に黄色のペーストのようなお薬を頂き、自分で穴に詰めて痛みがなくなるまでしのぎました。
それ以来、抜歯への恐怖があり、もう1本ある親知らず(虫歯になっています)も抜きたいのですが、戸惑っています。
左の下顎で、全部頭は出ていますが、前の歯に向かって押すように生えています。
実家に泊り込みで先生にお願いしようかと考えておりますが、子連れのこともあり、消毒等でどのくらいの期間通院することになるか、お聞かせいただけませんでしょうか。

担当医の回答

こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
親知らずのことでお悩みなわけですね。
以前に他院で抜歯して、術後に痛みが長く続いてトラウマがあるわけですね。おそらくドライソケットという状態になってしまって治りが遅くなったのだと思います。
抜歯に対して戸惑うお気持ちよくわかります。というのも、私自身、学生時代に大学病院で下の親知らずを抜いてもらった際(ずいぶん前の話しになりますが??)、同じような状態になり苦しんだ経験がございます。
ただし、術後に痛みが長引くドライソケットという状態は実際には低い確率でしか起こらないので、心配しすぎることもないかと思います。
前に抜歯したときは、かなり時間がかかったとありますが、そのことも術後の痛みに影響したのではないかと思われます。
なるべく短時間にスムーズに抜歯するかどうかは術後に治りに大きく影響しますから。
抜歯の方法については、過去からあまり大きな変化はございませんが、難易度の高い抜歯にはピエゾサージェリー(超音波の骨切削器具)を用いるなど器材は進歩しています。
ただし器材というよりは、術者の技術が抜歯中や抜歯後に影響を与える一番の要因だと思います。
当然、技術的に優れた術者が短時間で抜歯できれば苦痛は少ないですからね。
当院では私を含め口腔外科の治療歴の長いドクターが抜歯を行いますから安心して下さい。
治療の期間と回数ですが、まずは一度、検査(レントゲン等)にきていただいて、抜歯の段取りを決めることになります。
通常は 抜歯→消毒(翌日)→糸とり(約1週後)→経過・問題がなければ治療完了(抜歯約2週後) というような流れになります。
抜歯以外は5分もかからない処置となります。
お子様がいらっしゃることもあり、通院が大変だと思いますので、予約時間などはある程度ご希望にあわせた対応をさせていただきます。
当院には、福井や富山、岐阜、愛知など、遠方から通院されている患者さまもたくさんいらっしゃいますので、高岡からの通院でも大丈夫ですよ。。
抜歯するかどうかの相談だけでもかまいませんので、一度診察させていただければ、歯の状態をみてもう少し具体的なお話、ご相談ができるかと思います。
もちろんメールでも結構ですのでまたご心配なことやご質問がございましたら遠慮なくご連絡くださいね。

記事監修:院長 浦井 一樹

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  • 1983(昭和58)年10月16日

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