しみたり物を噛むと痛くなる,神経治療|お悩み歯科相談(記事)|石川県金沢市東山でインプラント行なう歯医者 中嶋歯科医院

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しみたり物を噛むと痛くなる,神経治療 CATEGORY口腔外科

愛知県高浜市 38歳 女性

現在アメリカに住んでいます。3月に帰国します。
2つの歯について悩んでいます。
奥から2つ目の上下の歯が、こちらで治療してから、しみたり物を噛むと痛くなるようになりました。噛まなければまったく痛みません。
上の歯が先にしみるようになったので、神経専門医のところに行き、神経を抜いてもらいました。(こちらでは、1回で治療は終わりで顕微鏡をつかってやりました)でも、まだしみたので、再度専門医へ行くと、レントゲンをとった後、完全に治療してあるのでしみるのは違う歯じゃないかといわれました。で、様子をみるように言われました。それが半年以上前の事です。でも、現在もしみます。
その時に下の歯もしみることを伝えると、これも抜いたほうがいいといわれましたが、まだ神経は抜いていません。
そのことを、かかりつけの歯医者にはなしたところ、「神経を抜くのは最終手段だから、噛むとき以外は痛くないのだから神経ぬかずに、クラウンをかぶせたら少しはよくなるかもしれない」といわれました。神経をぬかずにクラウンをかぶせてもいいのでしょうか?こちらでは、よくやる治療法だといわれましたが心配です。

質問1
上の歯はクラウンをかぶせてあった状態でその表面に穴をあけて、神経専門医が神経をぬきました。で、本当は再度別のクラウンをかぶせないといけないのですが、まだしみることをかかりつけ医にはなしたら、その部分にふさぐだけにして、様子をみようということになりました。で、現在、クラウンはかぶせてない状況です。もうすぐ帰国なのですが、費用的にこちらでかぶせたほうが私的にいいのですが、日本で再度ちゃんとみてもらってからにしたほうがいいと思われますか?いままで、しみたりしているものが、突然治ることはないですか?

質問2 
下の歯は神経を抜いてないですが、日本で治療となるとやはりこの症状の場合は神経をぬかないとだめでしょうか?神経をぬかないでクラウンをかぶせたらどうなるでしょうか?私の帰国先には神経専門医がいません。となるとやはりもう一度こちらで神経を抜いていったほうがいいと思われますか?

質問3
おやしらずが一つ残っています。虫歯になってしまいました。アメリカではみんな抜くそうです。でも、以前におやしらずを虫歯でだめになったところに移植することができることもあるとききました。もちろん、歯の条件が一致しないとだめだとは思いますが、もし可能性があるなら残しておきたいのですが、この場合おやしらずは虫歯があっては移植できないでしょうか?(神経まではいっていません)
真剣に悩んでします。
どうぞよろしくお願いします。

担当医の回答

こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
ご質問にお答えさせていただきます


>> 質問1
→しみていて原因がはっきりしていないことですし、場合によってはその歯が原因ということもありますからクラウンを被せるのは待った方がいいと思います。やり直すことになったらすごく無駄なことですからね。その歯にクラウンをかぶせたからといってしみなくなるということはないと思います。


>> 質問2 
→診察していないのではっきりしたことは申し上げられませんが、アメリカで説明をうけたとおり、神経を抜くのは最終手段なので、なにかするとしたら被せてみることを試したほうがいいかと思います。後戻りのきかない治療は避けたいですからね。ただし治療は日本で開始したほうがいいと思います。しっかりとした診断を行ってからのほうがいいですから。あせってもいいことはありません。


>> 質問3
→虫歯があるからといって移植できなくなることはありません。ただし、せっかく虫歯の治療をして残しても、親知らずの根の形によってはもともと移植に適さないこともあります。虫歯の治療をして残すか、早い時期に抜歯するかは、レントゲンを確認してもらって移植に適した歯かどうかを確認してからのほうがよいでしょう。
 また心配なことがございましたらご連絡ください。

記事監修:院長 浦井 一樹

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  • 1983(昭和58)年10月16日

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