インプラント治療の流れと期間|お悩み歯科相談(記事)|石川県金沢市東山でインプラント行なう歯医者 中嶋歯科医院

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インプラント治療の流れと期間 CATEGORY未指定

富山県小矢部市 31歳 女性

現在、前歯2本(前回に施術有り、どういう種類の歯かわかりません)がぐらぐらしているため、インプラントを検討しています。
来年初めに沖縄に引っ越す予定ですが、インプラント治療を始めた場合、今年いっぱいで終了できますか?
その後、歯に問題があった場合は沖縄の歯科医でみてもらうことには問題ありませんか?
カウンセリングを希望します。よろしくお願いします。

担当医の回答

こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
前歯2本のインプラント治療を検討されているわけですね。
実際に拝見してはいないので確実なことは申し上げられませんが、一般的な前歯のインプラント治療の流れについてご説明させていただきます。
最終的な歯の外形のイメージング(模型上で理想的な最終形態を作り上げます)を行い、その外形と骨の量、形がマッチングするかを調べるためにCT検査を行います。
これをもとにコンピューター上で理想的なインプラントのポジションを計算し決定します。インプラントの審美的な結果は、インプラントのミリ単位の正確な位置づけや角度に影響をうけるため非常に大事な過程になります。
この検査をもとに診断を行い、理想的なインプラントの位置に骨の量が十分でない場合には骨造成といって、骨を造る処置を準備段階として行わなければなりません。
診断の結果、骨の量が十分な場合インプラント治療にスムーズにはいっていけます。
通常の流れでは   インプラント埋入手術 → 6週間後に2次手術、仮歯の装着 → 8週間~12週程度歯肉の形を調整(奥歯では省略できることもあるステップ) → 最終的なクラウンの装着 となります。
つまり、前歯で審美的に精密な治療を行う場合、どうしても治療期間が3~4ヶ月必要になります。
また今回の場合、歯がまだ残っているとのことですので、インプラント治療前に抜歯が必要になりますね。
抜歯してからインプラントをいれるまでの期間ですが、抜いたその日に入れる方法、数ヶ月待ってからいれる方法などさまざまなタイミングがありますが、抜く歯の状態、骨の状態によって術前に決定することになります。
現在、世界的に標準的で、最も審美的によい結果が得られるタイミングは抜歯後1ヶ月~2ヶ月の間のタイミングと言われております。
つまり、骨が十分にあって骨造成が必要なかった場合でも、抜歯をスタートとすると、理想的な治療を行うにはトータル約4~5ヶ月の治療期間が必要になってくるわけですね。
お引っ越しまでのことを考えると治療期間としては間に合わせることができると思います。
もし最初に検査を行って、骨の量が十分でなかった場合には、その前に骨移植などの骨造成が必要になり、インプラントを入れる前に約6ヶ月間の治癒期間が必要です。
この場合は今回の場合、引っ越しまでに間に合わないことになってきますね。
いずれにしても、しっかりとした診査診断を行って、そのうえでお考えいただいたほうがいいと思いますよ。
その後のメンテナンスについてのご質問ですが、もちろん沖縄で行っても大丈夫です。
当院で通常使用するインプラントは、世界シェアが一番の非常に信頼性のあるインプラントです。
信頼のおける、いい治療を行うドクターが使用していることが多いインプラントなので、世界中どちらに転勤されても安心ですよ。
もちろんもし治療を行った場合には、私のネットワークの中で沖縄の医院を紹介させていただくこともできますよ。
またご心配なことご質問がございましたら遠慮なくご連絡ください。

記事監修:院長 浦井 一樹

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  • 1983(昭和58)年10月16日

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