左下の親知らずの抜歯について|お悩み歯科相談(記事)|石川県金沢市東山でインプラント行なう歯医者 中嶋歯科医院

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左下の親知らずの抜歯について CATEGORY未指定

金沢市 28歳 女性

はじめまして。左下の親知らずの抜歯についてご質問です。
実は、別の病院で 残りの3本の親知らずは抜歯したのですが、左下の親知らずのみは、顎の神経に引っ付いている可能性があるらしく、その病院では抜歯は不可能と言われました。
大学病院で抜歯してくださいと言われました。
私の歯は真横に生えており、一部顔を出しています。
顔を出した部分は、黒くなり恐らく虫歯になっています。
正直、大学病院で抜歯するのはなんだか恐くて・・・
御社では、このような症例の親知らずを抜歯した実績はありますか?神経に接している可能性が高いので、手術が失敗すると顔面麻痺が残るとも言われ、恐くて抜くことができません・・・。
それに、麻酔針がめちゃくちゃ痛くて、抜くことよりも麻酔が恐いです。表面麻酔をしてから麻酔針を刺したのですが、奥は全然麻酔が効いていなくて痛くてたまりませんでした・・・。

担当医の回答

こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
親知らずの抜歯のことでお悩みになっているわけですね。
顎の神経に接している可能性があると言われたようですが、おそらくレントゲン写真のみの診断で、CT検査を行っていないのではないでしょうか?
通常のレントゲン写真では親知らずと神経が重なって写ってしまうことが多く(レントゲンは影絵のようなものなので手前のものと奥のものが重なって写ります)、実際の位置関係を正確には診断できません。
CT撮影を行うことで3次元的に診断できるため、実際の親知らずと神経の位置関係を0.1mmの単位で知ることができます。
まずはその検査を行って、抜歯による神経障害のリスクをはかるべきだと思いますよ。
レントゲン上では重なって見えても、実際には離れていることがほとんどですから。
離れていれば当然、神経障害のリスクは極めて低いですし、接している場合はその接しかたによってリスクの度合いが変わってきます。
要するにまずは正確な診断が必要で、抜歯を行うかどうかはそのあと相談して考えるほうがいいと思いますよ。
そうすることできっと安心して治療を行えますからね。
またご心配なことやご質問がございましたら遠慮なくご連絡ください。

記事監修:院長 浦井 一樹

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  • 1983(昭和58)年10月16日

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