親知らず 移植 再利用|お悩み歯科相談(記事)|石川県金沢市東山でインプラント行なう歯医者 中嶋歯科医院

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親知らず 移植 再利用 CATEGORY親知らず抜歯

石川県 30歳 男性

親知らず抜歯について質問させて頂きます。
抜いた親知らずを再利用して、別の箇所に埋めることはできますか?
実は乳歯が一本だけ残っておりまして、その下には永久歯が無いのです。
ですので、乳歯が抜けた場合にそこに親知らずを埋めることができるのではと考えております。
ちなみに、親知らずは上顎の左右奥、乳歯は下顎の左中間あたりです。
ご回答よろしくお願いします。

担当医の回答

こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
おそらく下から5番目の歯の永久歯の先天性欠損ですね。その場所は、先天性欠損がおこりやすい部位で、同じようにお悩みになっている方がたくさんいらっしゃいます。
ご質問にお答えさせていただくと、親知らずを移植することは条件が整えば可能です。
その条件とは、親知らずの形、移植する部位の骨の形、隣の歯との距離、歯根膜という歯の周りの組織の有無(移植する歯を抜いた時の)などが移植に適していることです。
レントゲン検査やCT検査を行い移植が適応になるかどうかを判断します。
移植に適さない場合にはインプラント治療を適応することもできます。
乳歯を抜歯したあとの処置とその利点欠点を簡単に書いておくので参考になっさってください。
①移植→利点:自分の歯を生かせる、インプラントに比べ費用が安価 欠点:成功率がインプラントに比べ低い、適応が限られる、移植歯の大きさによっては審美的にならない
②インプラント→利点:成功率が高い、予後が確実、審美的にしあがる 欠点:費用が高い
③ブリッジ→利点:ほとんどの症例に適応できる、治療期間が短い、安価 欠点:隣の歯を削る、土台となる歯に負担をかける?汚れがたまりやすい
またほかにご質問やご心配なことがございましたら遠慮なくご連絡ください。

記事監修:院長 浦井 一樹

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  • 1983(昭和58)年10月16日

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