上の前歯の根管治療とクラウンのやりかえについて|お悩み歯科相談(記事)|石川県金沢市東山でインプラント行なう歯医者 中嶋歯科医院

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上の前歯の根管治療とクラウンのやりかえについて CATEGORYマイクロスコープ精密治療

富山県 48歳 女性

前歯の差し歯の件でお聞きしたいです。宜しくお願いします。
現在、上前歯1番2本と2番1本が30年前位から差し歯です。
膿と腫れが歯茎にあったのでレントゲンをとった所、膿の袋があり、特に2番が大きいようです。
外して根管治療で、ガス抜きの為3日間仮歯なしと言われました。仕事に差し支えるので困っています。
この際に反対側2番も神経がなく変色が酷いので4本差し歯を入れ替えたいと思っております。
そこでお聞きしますが、根管治療は神経がない場合麻酔なしで大変痛いとの意見が多く怖くなってきました。
2番はもしかして歯根が割れているかもと言われましたが、そんな酷くないので抜かなくても大丈夫とのお話です。
でも先生とは殆ど話す事はなく聞きたいことも話すタイミングもなく走り回っておられるので不安がつのる一方です。
審美的にも色々相談して綺麗にしてもらいたいのに、今の状況では難しそうです。痛くない根管治療はできますか?
歯茎のラインなど審美的にも綺麗にして頂く事は可能でしょうか?隣県ですが治療回数を少なくできる事が可能であればお世話になりたく思っております。

担当医の回答

こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
上の前歯の根管治療とクラウンのやりかえについてお悩みなわけですね。
まず根管治療についてですが、通常、感染根管とよばれる神経のすでにない歯の場合、麻酔を行わないことが多いです(すでに神経がなく感覚がないため)。
ただし、神経が無い歯でも根の先にまで器具が到達すると確かに痛みを感じることがございます。
もし、確実に痛みなく治療を行いたいのであれば、神経の無い歯であっても麻酔を行って根管治療を行えばいいですよ。
つまり簡単に痛みの問題は解決できますね。
次に1本は根が割れている可能性があるとのことですが、こちらについてはCTやマイクロスコープを用いて確実に精査してから治療に進むべきだと思います。
破折している場合、必ずなんらかの問題を後で起こしてきますし、まして長期的に審美的な成功をおさめることは不可能に近いですから。
せっかく、いい治療を頑張って受けようというのに曖昧な診断で進むのは、中途半端でもったいないと思います。
いい結果がでてそれが長持ちするのが本当の意味での成功ですからね。
歯茎のラインについてですが、これも一つの審美的な大事な要素ですのでそろえるためにいろいろな処置を行うのが一般的です。
ただしその歯の状態や、治療のかけられる期間、患者様の望む結果のレベルによって、行う治療は異なってきますから、しっかり相談してから治療にうつる必要があると思います。
治療回数ですが、1回の治療時間をしっかりととらせていただき、計画的に治療を行っていけば回数はもちろん少なくできますよ。
当院では県外からの患者様も多く、みなさん問題なく治療できていますから心配はいりませんよ。
またご心配なことやご質問がございましたら遠慮なくご連絡ください。

記事監修:院長 浦井 一樹

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  • 1983(昭和58)年10月16日

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