前歯のブリッジの再治療について色々なことを考えるとどうすればいいのかとても迷いました。|お悩み歯科相談(記事)|石川県金沢市東山でインプラント行なう歯医者 中嶋歯科医院

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前歯のブリッジの再治療について色々なことを考えるとどうすればいいのかとても迷いました。 CATEGORY未指定

石川県 43歳 女性

右前歯1番がないため、左前歯1番2番と右前歯2番でブリッジにしています。13年ほど前に保険のきかない材質でブリッジを作りました。 
今年1月、歯科の定期クリーニング時に、右前歯2番の接着部分が外れていると指摘されました。指で触ると上下に動かすことが出来ると言われました。 
外れていると隙間があるため、土台部分が虫歯になるリスクもありますし、2歯で2歯を支えることになり負担がかかっていることから新たにブリッジを作成することを勧められました。 
(そちらの歯科はインプラントは行っていません)

最近は、歯茎が下がり始めて歯との境目が黒く見えてきたり、下の前歯の歯並びも悪いために元々噛み合わせが気になるなどあり、現在のブリッジについて治したいなという気持ちは正直ありました。 
でも現在のブリッジは自費の材質で作ったため数十万円の費用がかかったものですし、個人差があるとはいえ13年ほどで作り直しというのは正直早いと思いました。 
ですので、同じようなブリッジを作り直す方が簡単だとは思ったのですが、金額的なこと、耐久性のこと、将来のことを考えるとインプラントにした方がいいのではないかと思い始めました。 
(保険適用の材質でブリッジにすれば一番安く短時間で仕上がることは分かっています。)

でも今までにインプラントという選択肢はありませんでした。 
それは、インプラントは一度作ったら外すことは出来ない(やり直し出来ない)、価格が高い、治療に時間がかかる、MRIの撮影が出来ないかもしれない…などの理由からです。 
今回のことで私のブリッジの形は外れやすい形(土台の歯並びのせいで)と説明されました。 
そうするとどんなに高いブリッジを作っても外れてしまえば作り替えなければなりません。 
でも前歯ですし見た目が気になります。 
でもすぐに作り替えるのであれば自費の材質にするのはもったいない気がします。 
でも日常生活において歯を気にしながら生活するのは苦痛です。

歯と歯茎の境目が気になるのでオールセラミックはいいなと思いますが、外れやすいのであれば作ってもすぐに作り替えることになるかもしれません。

色々なことを考えるとどうすればいいのかとても迷いました。

保険診療はもちろんですが、インプラントや審美歯科なども行っていてかつ信頼の出来る歯科医をネットで探していてこちらの歯科にたどり着きました。通院するには家から近い方がいいのですが、大切な歯の治療をしてもらうのに距離だけで決めるわけにはいかないと思いました。 
個人差がありますし精査しない状態では分からない部分が多いと思うのですが、先生のご意見をお聞きしたいと思い、思い切ってメールをしました。よろしくお願いします。 

担当医の回答

ご相談のメール有難うございます。 
前歯のブリッジの調子が悪くてお悩みなわけですね。 
実際に拝見したいですわけではないので確実なことは申し上げられませんんが分かる範囲でお答えさせていただきますね。 
この場合、現在のブリッジの土台が神経の無い歯であるか、神経のある歯かによって状況が違って来ます。 
もし、ブリッジの土台が神経のある歯で、歯周病の状態も悪くなければ、しっかりとブリッジをやり直せば、インプラントと同じくらい長持ちする可能性があります。 
もし、神経のない歯が土台となる場合、次のブリッジの寿命はかなり短くなると思います(おそらく前回のブリッジより短命になります。) 
このことは学術的な論文でも証明されていることなので、今回の場合神経が有るか無いかを、今後の治療方針を決める上で大事な要素にすべきだと思います。 
これに加えて、歯周病の要素、噛み合わせの要素などを考慮して最終的な治療方針を決定していただくことになります。 
実際に拝見させていただければ、現在の状態からそれぞれのリスクについてお話することができますよ。 
もちろんメールでも結構ですので、他にご心配なことがございましたら遠慮なくご連絡ください。

記事監修:院長 浦井 一樹

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  • 1983(昭和58)年10月16日

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